MEDICAL GUIDE診療案内
大人でも歯並びは治せる
大人になってから、子どものときに矯正治療をしなかったことを後悔することがあります。就職活動や留学、結婚などをきっかけに歯並びを意識する機会は、大人になってから何度も訪れます。
矯正治療は何歳からでも始めることができます。大人になってからでも、50歳以降のシニア世代になってからでも、決して遅くはありません。
「きれいな歯並びにしたい」と思ったそのときが矯正のタイミングです。
矯正治療を迷っている方へ
矯正治療の費用が高額であることや、治療期間が長いことから二の足を踏むという方は少なくありません。
そこで当院で、短期間で見た目の印象を良くしたい患者さまのために、部分矯正に特化した治療を行っています。
見た目を大きく左右する前歯のみの部分矯正は、ワイヤーの装着期間が約3ヶ月、治療完了まで約6ヶ月と短期間で済み、費用も全体矯正の1/3~1/5に抑えられます。また、ワイヤー装着時の痛みも軽減されます。
ただし、噛み合わせをしっかり治す必要がある方など、歯の状態によっては部分矯正が対応できない場合や効果があらわれにくいケースもあります。当院では事前に検査を行い、部分矯正が可能かどうかを慎重に判断しています。
矯正器具が気になる方へ
ワイヤーの矯正器具が見えるのが嫌だという方のために、透明のマウスピースを使った矯正方法があります。
インビザラインのような透明マウスピースを使えば、矯正器具をつけることに抵抗がある職業の方や、金属アレルギーのためにワイヤーの装着ができない方でも歯並びを整えることができます。
シニアの方の矯正
以前は子どもがするものと考えられていましたが、近年では「成人矯正」という言葉も一般的になり、大人になってから矯正をすることも珍しいことではなくなりました。
しかし、50歳以降のシニア世代の矯正治療は、いまだにハードルが高いと思われている傾向にあります。矯正治療は、歯周病などの疾患がなければ何歳からでも始めることが可能です。
年齢を理由に美しい歯並びを諦める必要はありません。長年憧れていた美しい口元を実現させたい方は、まずは無料相談へお越しください。
こどもの矯正についての考え方
近年、日本でも海外のように子どものうちに矯正治療をする習慣が定着してきつつあります。歯並びが美しいと、就活や留学時に見た目の印象が良くなるだけでなく、お子さまに自信がつき明るい性格になるという効果もあるようです。
ただ、当院では12歳未満のお子様の矯正は推奨していません。
子どもの時期に早い段階で治療すれば、骨や筋肉などの成長を利用できるメリットがあります。
一方、子どもの歯は柔らかいため虫歯になりやすく、乳歯がある時期からの矯正治療は治療期間が長くなることが多いというデメリットもあります。また、お子様が矯正を嫌がって途中で中止することになったり、協力が得られず、治療が長引いてしまったりすることもあるためです。
顎の骨の幅が狭く、そのために出っ歯になっていたり極端な歯並びになっている場合は、早期からの治療が有効な場合もあります。お子様の矯正では顎の骨の幅を広げて歯が生えるスペースを作る床矯正(しょうきょうせい)という治療を行う場合もあります。
ただ、治療が終了し矯正器具をつけなくなると、成長とともに後戻りする可能性も否定できません。
そのため、当院ではある程度、顎の骨が成長してから、患者様ご本人が歯並びを治したいと考えた時点で、矯正治療を開始するのがふさわしいと考えています。